
効果
セルフクリーニング防汚効果
超親水性光触媒のセルフクリーニング機能は、マンションやビルの外装用タイル、車の排気ガスで汚れやすい道路標識、車のボディなど、さまざまな分野への応用が考えられます。
とりわけ、高速道路の道路標識や高層ビルの壁面など、人が作業するには危険なところに応用され、メンテナンスフリーなうえ、事故もなくなれば、すばらしい応用例になると期待されています。
コーティング面に排ガス中の油分等の汚れの原因となる物質が付着すると、 太陽光を吸収して活性化している二酸化チタンが即座に分解・無害化し、雨水や風などで除去されます。
この作用の繰り返しできれいな状態が保たれる、
セルフクリーニング効果。


酸化チタンによるセルフクリーニング効果の比較
酸化チタンコーティング有

施工後の経過状況

酸化チタンコーティング無

テント施工例



コーティング効果/超親水性
酸化チタンにふれた水は、チタン膜との接触角度が10度以下になり、水滴にならずに表面に広がります。
外壁の汚れの下に水が入り込み汚れを洗い流します。
水が均一に広がる為、水の蒸発(乾燥)が非常に早くなります。

超親水性の威力を発揮
一般家庭のふろ場鏡など、洗面台、自動車のガラス面の油膜防止、曇り防止などに最適
塗布場所を選ばずどこでも施工可能なのが、ティオスカイコートの凄いところです。
抗菌/殺菌/消毒効果
毒性のない酸化チタンのみで抗菌作用を持ち、様々な菌(大腸菌・サルモネラ菌・MRSA等)の殺菌だけは安心できない(死骸にも毒性を持つO157大腸菌ベロ毒素等)まで分解し、完全にクリーンな状態まで戻すことが可能です。これにより集団感染を未然に防ぐのにも有効です。
強力な酸化分解力で様々な菌を分解します。
また菌の死骸と合わせて、菌が死んだ後に出す毒素をも分解してしまいます。
大腸菌

0時間 | 24時間 | |
ティオスカイコート | 2.0x10⁵ | 検出せず |
対照 | 2.0x10⁵ | 6.2x10⁶ |
MRSA※

0時間 | 24時間 | |
ティオスカイコート | 1.4x10⁵ | 検出せず |
対照 | 1.4x10⁵ | 5.7x10⁴ |
緑膿菌

0時間 | 24時間 | |
ティオスカイコート | 1.4x10⁵ | 検出せず |
対照 | 1.4x10⁵ | 8.4x10⁶ |
サルモネラ

0時間 | 24時間 | |
ティオスカイコート | 2.1x10⁵ | 検出せず |
対照 | 2.1x10⁵ | 1.8x10⁶ |
死骸の分析(大腸菌)
※菌は5分~10分で死滅していきます。

於:日本食品分析センター
塗装基盤:ポリエチレンフィルム
※MRSAとは黄色ブドウ球菌の中で特に抗生物質が効かないものを指します。
抗菌加工維持評価試験
厚生省指定のある検査機関の調査により、光触媒を使った抗菌タオルと無処理タオルで緑膿菌の繁殖状況を調べたところ、無処理タオルでは65万個の緑膿菌を接種して、10時間経った段階で66万個に増えたが(左のトレイ)、光触媒を使った抗菌タオルでは、同様に65万個の緑膿菌を接種したにもかかわらず、10時間後にいは緑膿菌を検出できなかった(右のトレイ)という報告もあります。
絨毯・足拭きマットでの抗菌試験結果



脱臭/防臭効果
生活臭・タバコ臭・ペット臭・生ゴミ・トイレのアンモニア臭等の生活環境中での嫌なニオイを分解します。
室内コーティングやコーティングフィルター内を通すことにより、快適空間が保てます。
病院・医療独特の医薬臭も分解消臭します。ニオイの吸着するのではなく、ニオイの元となる原因菌や物質を分解するので、室内環境をより自然な状態に保ちます。
光触媒消臭スプレーによるペット臭分解試験結果
臭気センサーによる測定(絶対値)



コーティング+脱臭機併用による臭気分解試験
臭気センサーによる測定(絶対値)


コーティングによる臭気分解試験
臭気センサーによる測定(絶対値)


光触媒フィルター
ガス分解性能評価試験
ニオイの吸着するのではなく、ニオイの元となる原因菌や物質を分解するので、
室内環境をより自然な状態に保ちます。
アンモニア 分解除去試験結果(Oxsio 室内検証)
6畳間でのアンモニア減少試験


アンモニア 分解除去試験結果(Oxsio・他社製品 比較検証)
1㎥BOX内でのアンモニアガス除去比較試験


付着性と分解効果
繊維への付着性と分解データ

繊維での分解データ
消臭試験 (財)日本染色検査協会
測定時間 | NH3 40ppm |
空試験
2時間後 | 29.8 |
24時間後 | 19.4 |
1:綿100%
前処理なし
2時間後 | 2.2 |
24時間後 | 1.0 |
2:綿100%
10回洗濯
2時間後 | 3.8 |
24時間後 | 1.0 |
有毒ガス分解効果
ティオスカイコート+光触媒フィルター(空気清浄機)
環境を脅かす化学物質ダイオキシンやシックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒト等の有毒ガス、自動車から排出されるガス等、自然環境や人体へ悪影響を及ぼす物質、光というクリーンなエネルギーだけで分解・無害化し、周辺大気浄化の効果が期待できます。

上海市内新築マンションにおける実証実験
シックハウス症候群の原因、ホルムアルデヒドなどの
有害物質を分子レベルで分解し、室内の空気をクリーンに保ちます。

水質浄化効果
光触媒による水質浄化は、水中に棲息する菌類やウィルス類、水に溶けて混ざっている化学物質等を殺菌・酸化分解します。
酸化分解することによって、水再蘇生までも起こすという環境にやさしい自然浄化作用です。
ティオスカイコートは接着剤や酸化チタン以外の金属を一切含まないため、水産加工場や養殖水槽、 水耕栽培でも安心してご利用いただけます。

水槽内部の防汚・防藻には、専用開発の水槽用光触媒コーティングをお薦めします。
A漁協様 活魚槽(FRP製活魚槽内部に塗布・防藻・防汚・水質浄化)

【施工前】 数ヶ月ごとにスタッフ総出で丸一日かけてタワシでこすって清掃していました。
【施工後】 水槽にほとんど汚れがつかないため、清掃間隔を長くとれるようになり、清掃自体もぞうきんや水切りでかるくこするだけで汚れを除去できます。藻を除去するための薬品や洗剤を使用しないで済みます
水槽内部の防汚・防藻には、専用開発の水槽用光触媒コーティングをお薦めします。
B漁協様 水産加工場(抗菌・防汚・防臭)

水質実験1
解説:陸上フグ養殖場(海水は掛け流しではなく循環方式・5t水槽)での水質試験結果です。
この養殖場には浄化装置が整備されていますが、実験前のCOD値は3.1mg/l (単位の読み方:ミリグラム・パー・リットル)です。これが43日目には1.3mg/l にまで改善されています。CODとは化学的酸素要求量のことで、水の汚れ具合をあらわす指標の1つです。
また、NH4-N(アンモニウム態窒素:水中のアンモニア)が減少するに従い、NO3-N(硝酸態窒素)が増加しています。硝酸態窒素は、アンモニウム態窒素が亜硝酸態窒素を経て発生したものと考えられます。
魚は自ら発生させたアンモニアによって弱っていきます。
この実験結果は、常時発生し続けているアンモニアを、ティオロックが分解し続けている可能性を示しています。

水質実験2
解説:上記と同じ陸上フグ養殖場での水質試験結果です。
23日目に一般細菌が増加しているのは、網を入れて長時間作業をおこなったことによる、落下細菌だと考えられます。
※陸上養殖場ですので、常時、魚の入れ替えなどの作業がおこなわれています。理論値や実験室での数値とは異なる場合がありますことをご理解ください。
経過日数 | 一般細菌(個/ml) | 大腸菌群(個/100ml) |
1日目 | 30以下 | 2以下 |
11日目 | 30以下 | 2以下 |
23日目 | 1300 | 2以下 |
43日目 | 30以下 | 2以下 |